盛岡タイムス Web News 2013年  12月   13日 (金)

       

■  地域の人材を養成 「岩手はっぷん塾」開講 1月に龍澤学館 魅力の発信力を底上げ


     
  「岩手はっぷん塾」をPRする龍澤尚孝龍澤学館事務局長  
  「岩手はっぷん塾」をPRする龍澤尚孝龍澤学館事務局長  

 盛岡市大沢川原の龍澤学館(龍澤正美理事長)では、2014年1月開講の初の人材育成講座「岩手はっぷん塾」の受講生を募集している。国内トップレベルのクリエーターが講師を務め、岩手の魅力を発掘し、県外に発信し伝える次世代の岩手人を育成し、岩手の発展につなげる。

  同講座は、復興庁の「新しい東北」先導モデル事業で、地域資源発掘モデルスクールとして開講。岩手が持つ自然や伝統文化、地域産品など地域に眠っている固有の魅力や価値を、新しい視点で再発見。それらを伝える人間を育成し、岩手の観光振興、新たな産業の隆盛に結び付ける。

  講座は、同館と日本文化デザインフォーラム(本部・東京都、水野誠一理事長)が連携して、プログラムを開発。同フォーラムから講師を派遣し、実施する。同フォーラムは1980年、梅原猛氏、故黒川紀章氏ら哲学者、建築家、美術家、文学者らが集まり「21世紀の日本をグランドデザインする」をコンセプトに発足。以来、日本全国でフォーラムを開催し、多彩な文化活動を行ってきた。

  龍澤尚孝同館事務局長(38)は「岩手には全国、世界に誇れる自然や文化、商品がある。しかし、まだまだその価値が知られていない。発信の仕方も十分にできていない。その価値や魅力の再発見のための方法論がない、人材の不足などが課題と考えられる。その課題を解決するためには、外部からの視点が必要。そのため講師は、外部に依頼。外からの視点を学び、岩手の再発見につなげたい」と意義を語る。

  講座は1月18日から3月8日までの5回。元西武百貨店社長の水野理事長、コピーライターのマエキタミヤコさん、スープ専門店などを開発した遠山正道スマイルズ社長らが講師を務める。

  地方の魅力の発信の仕方、都市住民のニーズ、岩手の魅力の定義付けなどを行う。講座は、盛岡カレッジオブビジネスで開催。3回目だけは、東京で47都道府県のアンテナショプなど施設見学を行う。

  龍澤事務局長は「岩手では、今後さらに少子高齢化が進む。交流人口を増やすなどの施策が欠かせない。そのためにも、岩手の魅力を発信できる人材育成が重要。ぜひ当塾に参加し、岩手のために発奮を」と受講を呼び掛けている。

  同塾の募集数は20人。応募締め切りは20日まで。受講料は3万円。施設見学会は別途費用。申し込みおよび問い合わせ先は、盛岡カレッジオブビジネス(電話651―5001)まで。


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