盛岡タイムス Web News 2013年  12月  22日 (日)

       

■  全線開通を祝う 盛岡西BP7・キロ 混雑緩和や物流円滑に期待 最後の区間供用開始 現地で走り初め

 

     
  盛岡西バイパスの全線開通を祝い現地で行われたテープカット  
  盛岡西バイパスの全線開通を祝い現地で行われたテープカット
 

 盛岡都市圏西側の環状道路の一部として整備が進められてきた国道46号盛岡西バイパスは21日、盛岡市飯岡新田〜永井区間1・2`が供用開始となり、延長7・8`が全線開通した。同日は式典に続き、現地で関係者によるテープカットなどを実施し、全線開通を祝った。午後3時からは一般車両による供用が開始され、早速多くの車両が開通した道路を走った。

  同バイパスは、市内の国道4号および国道46号などの交通混雑緩和、交通安全の確保、沿線都市開発の支援、広域連携の促進、救急医療施設へのアクセス向上などを目的に整備が進められた。1984年度に4・7`区間が先行して事業化され、盛南地区の開発の進ちょくに対応して2002年度に3・1`事業延伸。10年までに6・6`が供用され、残りは今回開通の区間のみとなっていた。

  式典で、達増知事は「10月に竣工(しゅんこう)した県内最大の市街地整備事業である盛岡南新都市土地区画整理事業の開発区域を貫くメーンストリートであり、時期を合わせて全線開通したことで地域のさらなる発展が強く期待される。今後、バイパスの南進や道路ネットワークの整備により、人や物の流れが加速され、本地域の活力が県全体の産業経済の発展につながることを期待する」と話した。

  谷藤裕明盛岡市長は「全線開通により、交通の分散化が図られ、交通渋滞の緩和や市街地へのアクセスの円滑化、物流の円滑化が期待される。加えて、沿道への商業施設の立地が促進され、盛南地区のさらなる発展に寄与し、市が目指す北東北の交流拠点都市の形成にも大きく貢献する」と全線開通の意義を語った。

  東北地方整備局の小池剛局長は「盛岡南地区はバイパスの開通とともに居住人口が増加し、多数の商業施設や事業所もでき、都市の交通軸として新市街地の発展に寄与している。今回の全線開通により、盛岡南IC周辺の流通拠点と市中心部のアクセス性が向上し、物流効率化が図られ、市内の環状放射道路の軸の形成により、都市圏の渋滞緩和が期待され、市民にも整備効果を実感してもらえると考える」と話した。

  現地での開通セレモニーでは、地元の下久根さんさ踊り保存会、都南太鼓保存会による演技の披露に続き、関係者がテープカットとくす玉開披で開通を祝福した。流通センターや市中央卸売市場と市中心部のアクセス性が向上することから、流通や郵便、企業などのトラックも開通パレードに参加し、来賓らの車両とともに、走り初めを行った。沿道では、地元住民が旗や横断幕を掲げ、開通を歓迎した。


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