盛岡タイムス Web News 2014年  1月  5日 (日)

       

■ グルージャJの世界へ 3月9日J3開幕

     
  3年ぶりの東北社会人サッカーリーグ1部優勝を果たし、喜びを分かち合うグルージャ盛岡の選手、スタッフ、サポーター(2013年10月13日撮影)  
   3年ぶりの東北社会人サッカーリーグ1部優勝を果たし、喜びを分かち合うグルージャ盛岡の選手、スタッフ、サポーター(2013年10月13日撮影)
 

 盛岡市を本拠地とするサッカーチーム、グルージャ盛岡は2014年から戦いの場を同年設置の2014J3リーグ(通称J3)へ移す。岩手県初のJクラブ誕生となる。J3は3月9日に開幕し、全12チームでJ2昇格を争う。設立10年で悲願のJリーグの仲間入りを果たしたグルージャ。新たな舞台でも飛躍が期待される。

  初年度のJ3はグルージャのほか、ブラウブリッツ秋田(秋田)、福島ユナイテッドFC(福島)、FC町田ゼルビア(東京都)、YSSC横浜(神奈川)、SC相模原(同)、AC長野パルセイロ(長野)、ツェーゲン金沢(石川)、藤枝MYFC(静岡)、ガイナーレ鳥取(鳥取)、FC琉球(沖縄)、JFA/JリーグU―22選抜(仮称、特別参加枠)が参加。グルージャ以外のチームはいずれも13年シーズンを日本フットボールリーグ(JFL)、もしくはJ2で戦っており、グルージャにとって全試合が「格上へ挑む」戦いとなる。

  3回戦総当たりリーグ戦で全33節198試合を行い、U―22選抜はホームゲームを行わず、全て対戦チームのホームゲームとなる。試合時間は90分間(前後半各45分)で延長戦は行わず、90分終えて同点の場合は引き分け。勝点は勝利3、引き分け1、敗戦0。年間順位は勝ち点合計で競い、同点の場合は@得失点差A総得点数B当該チーム間の対戦成績C反則ポイントD抽選―で順位を決める。

  原則としてJ2へは1位が自動昇格し、2位はJ2の21位と入れ替え戦を行う。特別参加枠のJFA/JリーグU―22選抜、J2ライセンスを持たないチームが2位以内に入った場合は、3位のチームまで繰り上げて入れ替え戦に出場できる。

  将来のJリーグ参入を目指し03年に発足したグルージャ。これまでJリーグへのステップであるJFL昇格を目標に東北社会人サッカーリーグで激戦を繰り広げてきたが、常にあと一歩のところで昇格を逃してきた。

  J3発足が判明した13年は、目標をJFL昇格からJ3参入へシフト。競技力向上と並行し、運営基盤強化に努めた。結果、3年ぶりとなる東北社会人サッカーリーグ1部優勝、初の全国地域サッカーリーグ決勝大会優勝、全国社会人サッカー大会準優勝など、輝かしい成績を収めた。運営基盤も強化され、同年8月にJリーグ準加盟、11月にJ3ライセンス審査に合格。そして12月J3入会が認められ、「飛び級」でのJリーグ入りを果たした。

  ホームスタジアムには盛岡市永井の盛岡南公園球技場を登録。約5千人の収容が可能で、13年9月にスタジアム審査に合格している。

  今後はJ3の舞台で試合を重ねながら、全国規模で戦う体力をつけ、さらなる昇格を目指す。運営するいわてアスリートクラブの臼井康雄社長は昨年12月2日の昇格決定会見で「今後は多くの力を合わせ、世界を目指すチームを作りたい」と展望を掲げた。       (佐々木貴大)


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