盛岡タイムス Web News 2014年  3月  17日 (月)

       

■  思い出は残る 卒業生や住民らが語る会 外山小 薮川中 閉校式後に300人集まる


     
  卒業した高校生から思い出を聞く外山小と薮川中の児童生徒  
  卒業した高校生から思い出を聞く外山小と薮川中の児童生徒
 

 盛岡市立外山小と同市立薮川中の閉校式が相次いで行われた16日、地域住民らが企画した「思い出を語る会」が開かれた。両校の在校生、教職員のほか、卒業生や旧職員、地域住民ら約300人が集い、世代を超えて語り合った。中には県外から駆け付けた卒業生もいた。地域の求心力ともなっていた学校の終幕に寂しさを禁じ得なかったものの、学校を通じた数々の思い出は、出席者らの胸に刻まれた。

  同日行われた両校の閉校式終了後、外山小体育館で「思い出を語る会」が開催された。閉校記念行事合同実行委員会が企画。それぞれの時代の思い出などを語り合った。両校の児童生徒も輪に入り、入学式やワラビ採り、外山駒踊りなど、さまざまな話に耳を傾けた。両校の校歌も合唱され、多くの児童生徒を輩出してきた学校に感謝を示した。

  滋賀県在住の大西遼さん(薮川中8回生)は「きょうは懐かしい先生や当時の友人に会えた。日常生活や部活動、同級生との交流が思い出される。文化祭では一生懸命劇の練習もしたし、いろいろな伝統芸能にも触れた。収穫感謝祭でそばの打ち方を教わったこともあった」と語る。「遠いところからにはなるが、これからも薮川、外山の地域をずっと応援したい」と話した。

  薮川中の初代校長だった菅原重夫さんは「きょうはすごい雪で、薮川らしい日になったと思う。3月末で閉校という話を聞いたときは残念に思った。校舎改築のための引っ越しをしたとき、PTAの力を感じたことが思い出深い」とスピーチ。

  外山小の第45回生である立花多加志さんは「きょうで学校は閉校になってしまうが、思い出は絶対に忘れない」と力強く語る。

  これまでの両校のPTAによる教育振興に対し、県PTA連合会から感謝状が贈られた。実行委員会の日野杉勉委員長(外山地区自治会長)は「皆さまも小中学校時代の思い出が走馬灯のように走り、万感の思いだと思う。私も、4月から児童生徒や先生方がいなくなり、校舎に明かりがともらないと思うと残念に思う。しかし、子どもたちは地域の子です。今後も見守りたいと」とあいさつで誓った。


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