盛岡タイムス Web News 2014年  3月  31日 (月)

       

■  消費増税あすに迫る 盛岡市内小売店 値札切り替えに追われる


     
   31日夜まで値札の切り替え作業が行わているイオンスーパーセンター盛岡渋民店  
   31日夜まで値札の切り替え作業が行わているイオンスーパーセンター盛岡渋民店
 

 17年振りの消費税増税が明日に迫った。盛岡市内の各小売店では連日、店内の価格表示の切り替えやレジのシステム変更などを実施。スタッフらが交代で、4月1日からの増税スタートに向け準備に追われている。増税後、消費者はどのように動くのか。一部に駆け込み需要はあったものの、前回とは違い極端な買い込みまでは発生していない。既に増税後の販売促進対策を講じる店舗もあり、反動減を懸念しながらも、新たな商戦に向け気合を入れている。

  南大通のみかわやでは、順次8%税込み価格と本体価格で表示した値札の切り替えを行っている。齋藤恒夫社長は「31日の夜には全部切り替える。11台のレジも、8%に対応する。準備は万全。来店客が混乱しないよう、店内放送でもアナウンスしている」と言う。

  同社では、4月1日から6日まで、全商品8%還元セールを実施する。齋藤社長は「春の大感謝祭として行う。増税後の第1弾の企画。増税後に、どのくらい来店客があるかの試金石。消費動向はなかなか読めないが、選ばれる店作りを続けたい」と、増税後の消費に関心を寄せる。

  中ノ橋通の食彩工房では、本体価格と税別を併記。平野武典同工房店長は「数日前から、切り替え始めた。数字は本体価格だけにした。レジは、既に新システムを変更した。31日までは、消費税5%でカウント。1日からは、8%で自動的にカウントする。新システムでは、10%増のときも、対応ができる」と言う。

  平野店長は「増税前に、調味料など駆け込み需要が発生した。増税後には、ある程度の落ち込みは避けられないだろう。ただ、ゴールデンウイークころには、普段通りの来店客数に戻るのでは」と冷静にとらえている。

  大通のベルプラスワンでは、31日は通常より3時間早い午後8時に閉店。閉店後、本体価格と税込み価格を併記した値札の切り替えを行う。立花慎二同店長は「少しずつ、切り替え作業を行ってきた。31日は閉店後、一斉に切り替え作業を行う。レジのシステム変更も同時に」と最後の作業に力を入れる。

  同店では4月1日、ベルプラスワン市を行う。立花店長は「毎月、1日と15日に開催している。今回も、買い得な目玉商品を出す。増税の初日。どう消費が動くか読めないが、頑張る」と気合を入れていた。

  玉山区のイオンスーパーセンター盛岡渋民店では、スタッフが順次、値札の切り替え作業を行っている。消費税8%の値札には、本体価格と税込み価格を表記。店内には「値札や下げ札のさまざまな表示が混在いたします」などと書かれた看板が立てられている。

  後藤清同センター営業部長は「手芸用品のコーナーから順次、切り替えしてきた。31日には夜11時をめどに切り替えを終える。16台のレジも順次、8%対応にし、万全の体制に」と言う。

  後藤部長は「駆け込み需要で、売り上げは2桁増になった。増税後は、その反動が出るだろうが、1月半ほどで回復するのでは。増税後は、生活応援イベントなどを行い、来店者の増加に努めたい」と話していた。


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