盛岡タイムス Web News 2014年  5月  17日 (土)

       

■ 永井選手が母校へ 盛岡南高で後輩に講演 平昌大会こそメダルを ソチ五輪の戦いを語る



     
   自身のスキーウエアを示し、競技の魅力を語る永井選手  
   自身のスキーウエアを示し、競技の魅力を語る永井選手
 

 ソチ五輪のスキーノルディック複合競技に出場した永井秀昭選手(30)=八幡平市出身=が16日、母校の盛岡南高校(菊池浩校長、生徒712人)を訪れ、後輩に講演した。演題は「オリンピックに出場して」。自らの経験や、世界最高峰の舞台で感じたことなどを語った。さらに次の五輪への出場とメダル獲得に意欲を示した。

  講演は同校体育館で行われ、全校生徒と保護者らが待ち受ける中、永井選手が入場。後輩が熱い拍手を送った。永井選手は2002年3月に同校体育科を卒業。08年1月からは岐阜日野自動車に所属している。ソチ五輪では日本代表としてノルディック複合団体、個人ノーマルヒル、個人ラージヒルの3種目に出場。団体で5位入賞を果たした。

  永井選手は「ソチでメダルが取れなかった。2018年の平昌五輪はメダル獲得を目指して頑張る」と明言した。

  競技で使用するスキー板やスキーウエアを持参し、競技の魅力などを熱く語った永井選手。トップアスリートに必要なものとして▽基礎をおろそかにしないこと▽己を知ること―など8項目を挙げた。普段の生活から心掛けていることとして「常に自分のセンサーを鍛える必要がある。最後に信じられるのは自分。判断材料を増やしてほしい」と説いた。

  講演中に永井選手は「みんなにもスポーツに限らず、素晴らしい未来が待っている。失敗は無駄ではない。学んで成長すればいい」と、後輩たちの成長を願った。

  生徒からの質疑応答では、永井選手も所属したスキー部の生徒から質問が相次いだ。久保田舜治君(2年)は「日本と世界との差を実感した。永井選手は、背は大きくなくても、世界と互角に戦っていてすごいと思う」と感想を話す。スキー部に所属し、クロスカントリーが専門の久保田君。「自己管理の大切さが参考になった。僕ももっと勉強し、インターハイ入賞や岩手国体3位以内を目指したい」と抱負を語った。

  教育実習以来9年ぶりに同校を訪れたという永井選手。校舎を見て「懐かしい」と目を細める。「高校初の五輪選手は僕が取ってしまったので、後輩には初の夏季五輪出場を狙って頑張ってほしい」と期待した。

     
  9年ぶりとなる母校で、後輩の歓迎を受ける永井選手  
  9年ぶりとなる母校で、後輩の歓迎を受ける永井選手
 



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