盛岡タイムス Web News 2014年  7月  1日 (火)

       

■  〈おらがまちかど〉20 相原礼以奈 盛岡市 高松地域 地元の新たな誇りに たかまつ音楽祭 花火の音から楽器の音へ


     
  合唱団と共演し、来場者を魅了した声楽家・杉浦真理さん  
  合唱団と共演し、来場者を魅了した声楽家・杉浦真理さん
 

 盛岡市高松の高松の池で6月21日、たかまつ音楽祭2014(同実行委員会主催)が開かれた。実行委員長の村上洋樹さん(35)が中心となって企画し、昨年、第1回が開催された。第2回となる今年は、17団体が広場に設置したステージで合唱や楽器演奏、ダンスなどを発表。自然豊かな池のほとりが、人々の笑顔でにぎわう一日となった。

  村上さんは「高松の池では昔、花火を打ち上げていたが、それがなくなって10年以上たつ。何かやりたい、そこからのスタートだった」と話す。高価な打ち上げ花火はすぐにはできず、音楽祭から始まった。目的は簡潔に一言、「地域のみんなで楽しむ」と村上さん。高松商店会や地元住民で実行委を結成し、ボランティアも募って準備を進めてきた。

  同日は達増知事も来賓として出席し「岩手を代表する音楽祭に」と激励した。ステージ発表では地元の園児や小学生、高校生、大学生らのほか、声楽家の杉浦真理さんらプロのゲストも登場。地元商店をはじめ、さまざまな出店、「もちまき」ならぬ「パンまき」のイベントも、幅広い年代の住民を楽しませた。

  元気な和太鼓の演奏を披露した上田小学校「上小太鼓組」の奥寺莉胡さん(12)は「普段は限られたスペースでやっていて(屋外での演奏は)いつもと違った感じ。でもみんなで楽しくできたので良かった」と笑顔。来場した高松地区在住の50代女性は「こんなにたくさんの団体が出て盛り上がれることはあまりない。地元の誇り」と話した。

  村上さんは「今年は出店が増え、協賛してくれる企業も増えた。祭りっていいなと思う。今後も続けて、近くの競馬場跡地も絡めて大きく広げていきたい」と話している。
   (相原礼以奈)


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