盛岡タイムス Web News 2014年  7月  14日 (月)

       

■  ボクシング2冠へ照準 今月末まずインターハイ 昨年準優勝の悔しさバネに 江南義塾高2年 梅村錬選手、五輪の金描き

 

     
  インターハイと国体の2冠に向け、真摯(しんし)に練習に取り組む梅村選手(左)  
  インターハイと国体の2冠に向け、真摯(しんし)に練習に取り組む梅村選手(左)
 

 江南義塾高ボクシング部の梅村錬選手(2年)が、7月末に神奈川県などで開幕する全国高総体へ順調な仕上がりを見せている。昨年は1年生ながら高総体と国体で準優勝の成績を収めた梅村選手。東京五輪での金メダルを将来の夢に描く高校2年生。今年は高総体と国体の2冠を目標に掲げ、日々の練習に励んでいる。

  梅村選手は右のミドル級。177aとミドル級の選手の中では小柄ながら、2013年度ボクシング全日本高校ランキング(ジュニア)ではランキング1位。持ち味は自他ともに認める気持ちの強さで、1年時の高総体と国体では力強く前に出るボクシングで準優勝を果たした。

  ボクシングを始めたのは小学6年から。親戚が同校ボクシング部の鬼柳忠彦監督と知り合いだったことがきっかけだった。以後、魅力に取りつかれ、「特に試合が好きだが、ボクシングの全部が好き」と語る。ボクシングを離れても体を動かすことが好きで、休日も友人を誘い早朝からランニングに出かけることもあるという。鬼柳監督は「梅村の一番の長所は取り組む意欲のすばらしさ」と太鼓判を押す。

  13年の国体後には海外遠征にも参加。アジアユース選手権大会(1月25〜30日、タイ・バンコク)では、世界の選手の攻撃技術の高さを、世界ユース選手権(4月10〜25日、ブルガリア)では守備能力の高さを目の当たりにした。現在はこれまでの前に出るボクシングと、世界で学んだ守備を融合させている段階だという。

  鬼柳監督も「今は勢いだけでなく、パンチをもらわない練習もしているので、彼なりのオリジナルが完成すればインターハイも優勝できるのでは」と期待を寄せる。

  梅村選手の目はすでに将来を向いている。「これから高校の間は負けなしでミドル級のタイトルを全部取りたい。卒業後は大学へ進学する。大学1年の時に岩手国体があるのできっちり優勝し、リオ五輪にも出る。大学在学中は全日本(大学ボクシング王座決定戦)で4連覇する。そして2020年の東京五輪では金メダルを取り、それからは選手の育成をしたい」と、綿密な将来目標を立てる。

  目下の大会であるインターハイ、国体では「昨年は決勝で二つ負けて悔しかった。その悔しさを持って1年間練習してきた。インターハイでは最高のコンディションを作り、金を取って帰ってこられるよう仕上げたい。優勝すれば、国体ではマークされるが、マークされても勝ち続けたい」と語る。


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