盛岡タイムス Web News 2014年  10月  4日 (土)

       

■ 研修期間に業務の疑い DIOジャパン盛岡コールセンター 券申し込みやツアー予約 市の元従業員調査で判明



 コールセンター運営会社のDIOジャパンが開設した盛岡コールセンターについて、研修期間に業務を行っていたと疑われるケースがあることが分かった。同市は9月9日に2012年度の緊急雇用創出事業で雇用された従業員98人に対し、アンケート調査を実施。回答の中で、コンサートチケットの申し込みなどに関する業務に従事したとするものがあった。市が3日の定例記者会見で説明した。

  元従業員へのアンケートは、9月9日に98人に対し、文書で研修と思われない業務などへの従事、他の事業所などへの長期出張の有無、出張先での従事内容などを調査。37人が回答した。回答には、長期出張をした中でコンサートチケットの申し込みに従事していたケース、バスツアー関係の予約などに従事したとするものがあった。今後、業務が疑われるケースが増える可能性もあるという。市では現在、業務日報などとアンケートの回答を照らし合わせる作業を行っている。

  菊池伸輔企業立地雇用課長は「恐らく研修ではなくて、実際の業務に当たったのかなという感触でいる」とした。研修と業務について、明確な判断基準が示されていないことから、市では県などに判断を仰いでいきたい考え。

  谷藤裕明市長は「国から収入などの取り扱いについて調査するよう県を通じて依頼があった件は、株式会社盛岡コールセンターと株式会社DIOジャパンから提出された関係帳簿類により確認しているところだが、会計処理が複雑なものとなっており、判断が難しいものもあり、今後とも県、関係市町村と情報交換を行いながら収入の取り扱いを検討していく」とした。

  リース機器の無償や安価での譲渡については、市が緊急雇用創出事業の完了検査で、リース契約書およびリース料の支払い確認をしたが、事業終了後以降の取り扱い確認は行っていなかった。その後、DIOジャパン関連企業の一連の報道を受け、DIOジャパンおよび盛岡コールセンターに関係帳簿類の提出を求め、机などの事務機類が無償でリース会社から盛岡コールセンターに譲渡されていることが確認された。コールセンターシステムについても安値で取得していたと思われる内容の書類があり、7月に県に報告した。

 


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