盛岡タイムス Web News 2014年  10月  5日 (日)

       

■ 小田中卓也さん 映画音楽収集の軌跡 カムオンでLP展 アナログずらり300枚

     
  壁一面の見応えある展示と小田中さん  
 
壁一面の見応えある展示と小田中さん
 

 たかまつ手づくり映画祭の実行委員会代表、小田中卓也さん(48)=盛岡市=は、映画だけでなく映画音楽にも魅せられ、アナログレコードを収集してきた。小田中さんのコレクションから約300点のレコードジャケットを展示する「映画のサントラ(サウンドトラック)LP展」(同実行委員会主催)が、盛岡市高松の喫茶店カムオンで18日まで開かれている。7月に開かれた第1回同映画祭の全6作品が、19日に「もりおか映画祭」で上映されることを記念した企画。音だけでなく、目にも楽しいアナログのジャケットが、来店者の注目を集めている。

  小田中さんは紫波町出身。子どものころから映画と映画音楽に親しみ、その一環でサントラLPを収集してきたという。大学時代から映画の制作にも取り組んだ。仲間の集まりで自作の映画を上映したのをきっかけに、たかまつ手づくり映画祭を企画。

  上映会を鑑賞したもりおか映画祭のスタッフが、地元・高松の池にこだわった出品作に興味を持ち、上映の話が出たという。小田中さんは「たかまつ映画祭は2回目も参加したいという声もあり、今後も続いていく予定。今回の展示は、何とかもりおか映画祭での上映を発信できないかと思い展示した」と話す。たかまつ手づくり映画祭作品は、19日の午後2時から同3時半まで、リリオ(盛岡市大通1の11の8)で上映される。鑑賞無料。

  小田中さんの所有するサントラLPは約500枚に上るといい、展示は定期的に入れ替えも行う。「昔のものはCDよりもアナログで聞いた方がいい。音が軟らかいし、ジャケットを見ながら聞くのも楽しい。1960〜80年代の映画のサントラが多いので、懐かしんでもらえれば」と小田中さん。

  「サントラは発売する国によってもジャケットや内容が違うときがある。洋画のサントラが日本語版ではジャケットに邦題がついていたり、曲の合間にせりふが入る作品も。違うバージョンがあると、手に取ってみたくなる」と醍醐味(だいごみ)を語った。

  「みちのく国際ミステリー映画祭」(1997−2006)のゲストとして盛岡を訪れた「ラストタンゴ・イン・パリ」の主演女優マリア・シュナイダーと「家族ゲーム」などで知られる森田芳光監督の直筆サイン入りサントラ盤も展示。

  小田中さんは「展示をおもしろがって見てくれる人もいてうれしい。盛岡は映画の街なので、皆さんに映画に興味を持って、楽しんでもらいたい」と話している。
  午前9時から午後9時まで。月曜休み。


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