盛岡タイムス Web News 2014年  10月  21日 (火)

       

■  空き家増に新事業 保守などをサポート アート不動産管理 離れた持ち主に安心

 

     
  櫻井大介アート不動産管理専務と猿方みよ子マネージャー(右から)  
  櫻井大介アート不動産管理専務と猿方みよ子マネージャー(右から)
 

 盛岡市本宮のアート不動産管理(櫻井澄男社長)では10月上旬から、新事業として空き家サポートサービスを開始している。入院や転勤などで家を空け、維持管理などで困ったことなどの解決をサポートする。空き家増加対応の一つとして注目される。

  空き家は人口減少が深刻化している地方を中心に年々増加しており、岩手県の空き家率は全国平均を0・1ポイント上回る13・6%となっている。家の所有者が入院、施設入所、転勤などのほか、相続で県外の親族が取得するなどで、空き家の状態のままで放置されているケースが増加している。

  櫻井大介同社専務(34)は「空き家にしているとカビやさびが発生する。草は伸びっ放しで、周囲の景観にもイメージが悪い。泥棒が入った事件もあった。当社では老人ホームを運営しているが、入所者の中には、家をそのままにしている人もいる」と言う。

  同社では5月ころから、地域の不動産管理会社として、地域貢献できるような新サービスを検討。これまでの不動産管理のノウハウを生かし、新たなサポートサービスとしてまとめ、新事業としてスタートさせた。

  同サービスは、同社が管理者として看板を設置し、定期的に通気・換気や通水や塗装・外壁、雨漏り、庭の状態などの確認、近隣からのクレーム対応なども行い、毎月1回、巡回報告書(写真付き)をメールか郵送で送付することなど。

  同社スタッフが、月1回巡回する。対応エリアは、同市、滝沢市、雫石町、矢巾町、紫波町の2市3町。料金は月額で、戸建てで4千円(税別)、マンションで3千円(同)。庭の草取り、ハウスクリーニング、賃貸査定、売却査定、リフォームなどは別料金。

  櫻井専務は「まだスタートしたばかり。PRなどはこれから。値段は地域貢献を優先させ、割安に設定した」と力を入れる。猿方みよ子同社マネージャー(44)は「気軽に何でも相談してもらいたい」と話していた。

  問い合わせは、アート不動産管理空き家サポートサービス係(電話601―5094)まで。


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