盛岡タイムス Web News 2014年  10月  31日 (金)

       

■  募集受け付け前に公表へ 盛岡市 子ども子育て保育料案


 2015年度から全国で始まる子ども子育て支援新制度で、認定こども園や新制度に移行する私立幼稚園の保育料について、盛岡市は31日にも国の示す基準に基づいた現時点の見込み案を取りまとめる意向。既に1日から園児募集が始まり、園関係者や子どもを入園させる希望者らに一部混乱が起きている。こうした中、市は11月1日からの募集(願書)受け付け開始を前に、ぎりぎり間に合わせる格好となっている。

  同市保健福祉部の熊谷俊彦部長は30日、取材に対して「庁内で調整し、31日までに意思決定する」と説明した。同日決定次第、認定こども園や私立幼稚園へファクスなどで内容を通知する考え。

  市の保育料については、国基準を踏まえて算定しているが、現行制度の保育料よりも低減されるケースもあれば、値上がりする逆転現象の生じる場合も懸念される。このため見込み案の算定に時間がかかっている。

  国から示された基準は、あくまで暫定的な額。このため市の保育料の確定は国の予算が成立した上で、市独自の減額措置を講じるのを踏まえると、15年度市予算の可決を経て正式に決まる。

  募集受け付け開始は実質的には連休明けの4日になる見通し。市子ども未来課では通知後、認定こども園と私立幼稚園を対象に、新制度移行の有無に関係なく見込み額の案などについて説明の場を設ける考え。12月初旬には市子ども子育て会議でも内容を説明し、意見を求める。

  市内では認定こども園7園が新制度へ移行。こども園を返上して私立幼稚園になる意向を示す園はない。私立幼稚園で新制度に移行する園はない。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします