盛岡タイムス Web News 2014年  11月  22日 (土)

       

■ 解散総選挙へ、12月2日公示 安倍政権の信任問う


 衆議院は21日本会議が招集され、伊吹文明議長が解散詔書を朗読し、解散が決まった。その後の臨時閣議で12月2日公示、14日投開票の選挙日程が確定した。安倍首相はアベノミクスなど自らの路線継続を争点に論戦を挑む。一方の野党は互いの連携を模索し、経済対策のほか有事関連法案や原発再稼働、改造後の内閣で浮上した政治と金の問題などを対立軸に議席拡大を狙う。前回2012年12月から2年ぶりの冬の陣が幕を開ける。

  県内4小選挙区では同日までに計13人が出馬を予定。選挙区別では盛岡市と紫波郡2町の1区が前職2人と新人2人。滝沢市と八幡平市、雫石町、盛岡市玉山区を含む沿岸、県北の2区が前職2人と新人一人で、県南の一関市と沿岸南部を含む3区と奥州市や花巻市など県南4区もそれぞれ同じ構図。

  政党別では自民党と共産党が各4人、民主党と生活の党が各2人、社民党が一人。前職は計8人で再び議席確保を目指す。新人は共産が4選挙区に一人ずつを擁立し、比例と連動。社民は1区に比例重複で一人を起用、さらに23日を期限として2〜4区への擁立も目指す考え。

  前回12年の総選挙では16人が4小選挙区に立候補。民主分裂で離党したグループが日本未来の党(現生活の党)として2区を除く3選挙区で民主と激突。前職と新人入り乱れた戦いで、いずれも前職が当選した。

  政権奪還を図る自民も各選挙区で戦いを挑み、2区で元職一人が返り咲いた。残る3人は比例復活した。

  今回は民主と生活が事実上住み分けし、自民、民主、生活はいずれも前職が出馬する。安倍政権2年間の評価や選挙戦を通じ、選挙区と比例で有権者の審判が下される。

  達増知事は「岩手の衆院議員が力を合わせて復興に尽くしているさなかに解散総選挙となるのは残念だが、決まった以上、有権者一人ひとりが主体的に選挙に臨み、投票を通じて主権者の権利を行使してほしい」との談話を発表した。
 


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