盛岡タイムス Web News 2014年  11月  23日 (日)

       

■ 選挙区入りフル回転 衆院解散 1、 2区とも臨戦モード

     
  解散から一夜明けた22日、盛岡市内で支持者や有権者にアピールする岩手1区の候補予定者  
   解散から一夜明けた22日、盛岡市内で支持者や有権者にアピールする岩手1区の候補予定者
 


  衆議院の解散から一夜明けた22日、県内では4小選挙区に立候補予定の各陣営が前哨戦をスタートさせた。前職は21日に国会を後にして同日中に早々とお国入りしたり、公務などをこなして22日に選挙区に帰ったり。擁立が決まったばかりの新人は支持者へのあいさつ回りや街頭演説、集会への参加などで自らをアピールした。12月2日の公示まで残り10日と迫り、初の週末・三連休を有効活用しようと運動にも熱が入った。

 【1区】
  高橋比奈子氏は22日午前、環境大臣政務官の公務で仙台に。その後本県入りし、党県連主催の政治資金パーティーに出席。前回初当選し、安倍内閣の一員としても活動する。「これまで県内は現職一人が政府の窓口になっていた苦労を知った。現職となって与党内で地方の声を届けるため意見を述べてきた。岩手をよくするため与党の中にいて実現させる」と再選を誓う。事務所は盛岡市中央通1丁目地内に構え、26日に開所式を行う。

  階猛氏は22日朝に新幹線で地元入り。後援会拡大役員会を開き、同市材木町よ市も訪れた。26日に岩手教育会館大ホールで大演説会を開く。「短期間なので選挙戦を見据えた戦略を立てて行程が組みやすい。役員会は第一弾でいい会になった。ステップで26日の大演説会、2日公示日の第一声をジャンプに、そこからさらに高く飛んでいけるようにしたい」と語った。事務所は前々回2009年と同じ同市開運橋通5地内に設置された。

  吉田恭子氏は盛岡市内丸の東大通りなどで街頭演説をし、市民団体などの集会にも顔を出した。原発再稼働や格差を拡大するアベノミクスをやめさせるなど党が掲げる「五つの転換」を訴えた。「街頭演説がなかなかできていないので、これから増やしたい。子育て世代や青年の声を聞き、一緒に戦う人たちを増やしていきたい」と本番前に意欲を見せた。事務所は盛岡市本町通2地内の斉藤信県議事務所を使い、28日に開所式を行う予定。

  細川光正氏は午前中、党の盛岡市議2人と共にJR盛岡駅前などで街頭演説を展開。出馬発表の翌日となり、有権者に自らの顔と党の政策をアピール。「アベノミクス解散はなぜ突然に起きたか。それは今、選挙をやらないとますます人気が落ちるから。アベノミクスが矛盾を作り出している」などと訴えた。町内会長を務める地元の同市大館町で出馬に至った経緯などの説明にも歩いた。事務所は同市中央通1丁目地内に開設予定。

  【2区】
  8選を目指す鈴木俊一氏は7期26年の実績やアベノミクスの推進を訴え、必勝を期す。出身地の山田町(有権者1万4千人)が3区へ区割変更になり、他市町村での票の上積みが勝利への必須要件。復興への財源確保など政権与党の強みをアピールし浸透を図る。

  支持者へのあいさつ回りなどをこなしたあと、盛岡市で開かれた役員会と政経懇談会に出席。「確実に復興を進め地方創生をやり遂げる」と述べ、所属議員4人の必勝を訴えた。

  3選を目指す畑浩治氏は、鈴木氏に前回3万2千票余の差を付けられ、比例東北で復活当選。民主党との共闘ムードを追い風に、小選挙区での議席奪還を狙う。

  党政策審議会長を務め、前国会で議員立法数ナンバーワンを達成したことなどをアピール。理詰めでアベノミクスの矛盾を突く。「政治家は勝ち抜かなければ仕事はできない。無党派層を掘り起こす」と気持ちを引き締め、大票田の滝沢市、雫石町、盛岡市玉山区で街頭演説した。

  久保幸男氏は03年11月の衆院選以来の挑戦。被災地の願いに応える復興や地域産業を守る政治への転換を訴える。

  盛岡市内で開かれた党内の決起集会であいさつしたあと、県庁の記者クラブで、共同インタビューに対応。ライフワークとして取り組む農業への問いには「安倍政権が唱える全国一律、判で押したような農政改革は間違っている」「農家の頑張りがきちんと評価される農政でなければ」と力がこもった。22日は岩手郡で街頭演説する。


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