盛岡タイムス Web News 2015年  2月  7日 (土)

       

■ 12月完成に向け着工 交流、教育、子育てを集約 矢巾町 矢幅駅前複合施設


 

     
  くわ入れする川村町長  
  くわ入れする川村町長
 

 矢巾町の矢幅駅前複合施設の地鎮祭は6日、同町又兵エ新田の用地内で行われた。図書センターや子育て支援センター、交流スペースなどを備えた駅前の拠点施設の位置付けで12月の完成、来年4月の供用開始を予定している。同日の地鎮祭には町役場、施工関係者ら約50人が出席。同施設を核とした市街地の活性化、町の発展へ期待を込めた。

  複合施設は交流、教養、子育ての機能を集約した町の象徴として整備する。コンセプトは▽伸びゆく元気なまち▽にぎわいと安らぎ▽住民福祉の向上―。今後、愛称の募集を行うほか、町内の生徒や学生らと協力し、カラーデザインの検討も行う。

  1階はカフェやラウンジ、音楽スタジオ、ボランティアなどで使用できる活動スペースを設けた地域交流センターを設置。電車の待ち時間での利用、団体の活動場所などとして幅広い活用が可能となる。2階は図書センターと学習スペース。図書施設は町公民館内の図書室機能を移行する。最大9万冊が収容可能で、閲覧席は70席。学習専用スペースとして40席を設ける。

  3階は子育て世代活動支援センターと多目的スペース。同支援センターは子どもの一時預かり、子育て世代の交流促進事業の機能を持ち、NPO法人矢巾ゆりかごが運営する。多目的スペースとして研修室と会議室を設置。研修室は最大100人の会議のほか、ダンスなどの軽スポーツも可能。会議室は最大30人程度を収容可能。

  同駅前地区土地区画整理事業に伴うもので、建設費は約12億円。鉄骨造の3階建て。延べ床面積は約3381平方b。駐車場は敷地内と周辺施設との共用を含め約70台。

  地鎮祭で川村光朗町長は「町の中心市街地の核となり、災害など緊急時には一時避難所や物資搬送の拠点となる。岩手医大、県立療育センターの移転に伴う交流人口は1日1万人を超えるともいわれ、交流から定住へつなげる施設として期待している」と話した。


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