盛岡タイムス Web News 2015年  3月  14日 (土)

       

■ 「連呼の夏」へ汗ばむ 選管 まつりごとの日程重なり 知事・県議・盛岡市長・同市議選


 
 任期満了に伴う知事選、県議選(定数48)は任期の9月10日まで半年を切った。4年前の東日本大震災津波に伴う特例で任期が延長され、同じく延長された8月27日任期満了の盛岡市議選(同38)、もともと9月1日任期満了の市長選と日程が集中。しかも8月の盛岡では盛岡さんさ踊りや送り盆行事の舟ッコ流しなど行事が目白押し。どの日程配置が適当か。出馬する陣営の間ではそれぞれ有力な説がささやかれる。設定できる日程上、さんさ踊りを避けて、いずれも8月後半告示の公算が高い。選挙管理委員会など関係者にとって悩ましい事態を招いている。

  「知事選、県議選の日程を踏まえて選挙日程を考えたい」。盛岡市選管事務局は頭が痛い。県選管が週明け17日の定例会で知事・県議選の日程を決める予定なのを踏まえ、4月中旬に市長・市議選の日程を決める考え。

  8月の盛岡市内は盛岡さんさ踊り(1〜4日)、盛岡七夕まつり(4〜7日)、お盆(13〜16日)などがある。市議の任期が27日までのため、どの日程でも告示または投開票がいずれかの行事と重複する。市長・市議選を8月23日告示とすると、選挙期間中の27日に市議の任期切れになってしまう。

  公職選挙法上、選挙執行日(投開票日)は任期満了から30日以内。告示日はその期間外でも設定できる。知事選と県議選、市長選と市議選はそれぞれ任期満了日や職員体制・経費面から同日選になるのは間違いない。

  その場合、それぞれ4通りの選挙日程を組むことができ、三つの組み合わせ(ケース)が現実的だ。いずれも夏の行事との重複は不可避で、市長・市議選が8月16日告示、23日投開票となる。告示は送り盆行事の舟ッコ流しと同日になる。

  一つ目は市長・市議選投開票から1週間後の30日に知事・県議選が執行されるケース。知事選は盆入り13日告示、県議選は市政選挙戦終盤の21日告示となる。

  二つ目はそれぞれの任期満了直前に執行するケース。知事・県議選は行事との重複が回避できる。市政選挙期間中に知事選が告示されるのは、4年前と同じ日程の区分だ。

  三つ目は4選挙を全て8月23日投開票にして、告示は知事選が6日、県議選が14日、市長・市議選が16日とするケース。この場合、いずれもお盆と選挙戦が重なる。

  知事選は選挙期間が17日間で木曜告示、県議選は9日間で金曜告示。市長・市議選は7日間で日曜告示。投開票日は全て日曜。

  前回は知事、県議、市議とも任期特例で投票前日が任期になった。知事・県議選が9月11日、市長・市議選が8月28日に投開票の同日選で、市長選のみ無競争だった。

  前回に続いて統一地方選の日程がずれ込み、熱い戦いが夏に集中して繰り広げられる。前回市議選は戦後最低の投票率48%を記録し、5割を切った。国政選挙も含め低投票率がささやかれる中、県、市両選管がどう選挙日程を編成するかが注目される。


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