盛岡タイムス Web News 2015年  7月 2日 (木)

       

■  盛岡市商業地 22年間の下落止まる 2015年県内路線価 前年同値の23万5千円(大通2丁目)中心市街地に回復感


     
  県内最高の路線価だった盛岡市大通2丁目  
 
県内最高の路線価だった盛岡市大通2丁目
 

 仙台国税局は1日、2015年分の路線価を発表した。県内の路線価の最高地点は盛岡市大通2丁目の1平方b当たり23万5千円で、前年と変動しなかった。同地点の路線価の下落が止まったのは1993年から22年続いて初めて。県内の商業地の路線価には回復傾向が見られ、中心市街地への投資の回帰や、長年、下落が続いたあとの底値感を反映したとみられる。

  県内2963地点の標準宅地の評価基準額は、前年増減率の平均を見ると岩手県は1・4%減で2014年度の1・7%減に比べて下げ幅が縮小した。東北6県の仙台国税局管内平均では0・3%減で、全国平均は0・4%減だった。

  仙台国税局管内で最高路線価が上昇した県内の税務署は大船渡、釜石の2署、横ばいは盛岡、宮古の2署だった。路線価の県内最高額は「盛岡市大通2丁目」の23万5千円で、前年比同じ。同地点の下落率をみると12年7・3%、13年5・9%と、14年2・1%と震災以降は毎年、下げ幅の縮小が続き、15年は変動なしで下げ止まった。

  仙台国税局では、「長年の地価下落による値ごろ感の発生や、緩やかな景気回復で地価は横ばい傾向にある」との国の分析を示し、中心市街地に回復感がみられるという。

  管内で最高路線価が上昇したのは13署で前年比3増、横ばいは11署で前年と同じ、下落は28署で同3減となった。

  住宅地の最高は「盛岡市安倍館町」の3万8千円で同0%、工業地の最高は「盛岡市東見前6地割」の1万9千円で同5%減。

  県内9税務署管内の最高路線価は盛岡市に次いで、「一関市山の目字大槻国道4号通」5万6千円、「宮古市栄町駅通」5万4千円、「北上市大通1丁目駅前通り」4万9千円、「釜石市鈴子町中央線通」4万7千円、「奥州市水沢区字東町駅前通」4万1千円、「大船渡市盛町字丸森権現堂通」4万5千円、「久慈市二十八日町2丁目久慈銀座通」3万5千円、「二戸市堀野字長地県道二戸・一戸線通」3万4千円の順だった。


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