盛岡タイムス Web News 2015年  7月 11日 (土)

       

■ 100年の球音響く夏 高校野球岩手大会 70チーム堂々の行進



     
  高校野球100年の横断幕とともに整列する参加チーム  
  高校野球100年の横断幕とともに整列する参加チーム
 

 第97回全国高校野球選手権岩手大会(県高野連など主催)は10日、盛岡市三ツ割の県営球場で開幕した。雲一つない晴天の下、参加72校70チームの選手が堂々の入場行進を見せた。大会は23日までの14日間(雨天順延)、県営、花巻、森山、八幡平の4球場で69試合が行われる。(7面に関連記事)

  開会式では前年度優勝の盛岡大附を先頭に選手約1400人が行進。初日から会場に駆け付けた多くの観客に、母校の誇りとこの夏に懸ける意気込みを示した。選手を代表し、不来方の法領田剣(つるぎ)主将(3年)が宣誓した。

  今年は1915(大正4)年に第1回全国中等学校優勝野球大会(現在の全国高校野球選手権大会)が大阪府府中市で開催されてから満100年の節目に当たる。今大会はそれを記念し、「高校野球100年」の横断幕が作られ、大正時代から大会に参加する盛岡一、一関一、盛岡商、遠野、福岡の野球部員が横断幕を掲げて行進に参加した。盛岡商の長沼寿弥君(1年)は「監督からこの役を任された時は本当に自分でいいのかとも思ったが、記念にもなり高校野球をやってよかったと思った。自分はベンチ入りできなかったが、チームがベスト8という目標を達成できるよう、応援で盛り上げたい」と話していた。

  県高野連の眞岩一夫会長は「野球はホームを飛び出した選手が三つのベースを回り再びホームに戻ってくることを競うものです。ホームとはすなわち古里。ホームを目指すひたむきなプレーが、古里の復興を願う人々に大きな勇気と元気を与えてくれると信じる」とあいさつ。「それぞれの鍛錬を力に変え、フェアプレーに徹し、甲子園を目指し、君たちだからできることを精いっぱいやり、悔いなく戦うことを期待する」と激励した。

  同日は県営球場で1回戦2試合が行われた。11日は4球場で1回戦4試合2回戦6試合が行われる。日程を順調に消化すれば、23日午後1時から決勝戦が行われる。

  優勝校が出場する全国大会は8月6日から20日まで、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われる。


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