盛岡タイムス Web News 2015年  7月 19日 (日)

       

■ おもてなしの心を医療に 盛岡社会福祉学校 町家物語館で視野広げる


 

     
   浴衣姿で盛岡の歴史や文化ついて話を聞く盛岡社会福祉専門学校医療ビジネス学科の1年生  
   浴衣姿で盛岡の歴史や文化ついて話を聞く盛岡社会福祉専門学校医療ビジネス学科の1年生
 

 盛岡社会福祉専門学校(久保栄子校長)の医療ビジネス学科1年生が14日、盛岡市鉈屋町のもりおか町家物語館を浴衣姿で訪れ、日本の伝統や盛岡の文化を学んだ。盛岡観光コンベンション協会の盛岡ふるさとガイドから盛岡の歴史や言葉について話を聞いたあと、盛岡町家の雰囲気が残る同館周辺を見学した。

  この取り組みは、日本文化の良さを見直し、日本の心を学ぼうと同校が立ち上げたプロジェクト「もりしゃ なでしこ」の一環。将来医療分野で働く学生たちに、日本の伝統や文化を通して思いやりの心を学んでもらおうというもの。今年度から始まり、前日13日の第1弾で浴衣の着付けに取り組んだ1年生26人が参加した。

  この日はプロジェクト第2弾「盛岡学」として、盛岡ふるさとガイドの岡田和士さん、花田陽子さんを講師に迎えた。

  岡田さんは、盛岡の名称の由来や盛岡城を築いた南部家の歴代当主について、「橋野鉄鉱山・高炉跡」(釜石市)の世界文化遺産登録で注目される大島高任(盛岡市出身)などについて解説。

  花田さんは、盛岡市の円光寺にまつわる伝説「お蓮女と首塚」を語り、盛岡言葉によるあいさつなどを紹介した。

  歯科助手を目指している三角佳奈さん(18)=二戸市出身=は「盛岡は歴史がある街だと思った。ふだんは方言を使うことがなく、二戸と盛岡の言葉は違うので勉強になった」と話していた。

  同校教員の佐々木裕子さんは「礼儀作法や立ちふるまいなどを通して日本の心を学び、相手の心をくみ取ることのできる医療人になってほしい」と話していた。

  同プロジェクトは2年次冬まで5回実施され、テーブルマナーやお茶席での作法なども学ぶ。2016年いわて国体に向けて、全国からの来訪者のおもてなしや盛岡の街をPRする浴衣の推進運動にも協力していきたいという。
 


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