盛岡タイムス Web News 2015年  8月 29日 (土)

       

■ 少数激戦の県議選告示 無投票6選挙区8人 残り40議席を55人争う 9月6日投票へ単独選


 任期満了に伴う県議会議員選挙(定数48)は28日、告示された。予想された16選挙区63人が立候補を届け出た。うち八幡平選挙区(定数2)など6選挙区で無投票当選が決まり、10選挙区の総勢55人が残る40議席を懸けて9日間の舌戦を繰り広げる。東日本大震災津波から間もなく4年半。発災後2度目の県議選は知事選が戦後初の無競争のため単独での戦い。各陣営は震災復興や人口減少対策はじめ県政課題について有権者の信を問う。9月6日投開票。(6面と7面に関連記事)  

  県選管によると、立候補は県内11カ所で午前8時半から受け付けられ、同9時半までに予想の63陣営が届け出た。午後5時までにほかの届け出がなく、八幡平、釜石(定数2)、定数1の大船渡、遠野、陸前高田、九戸の計6選挙区8人の無投票当選が決まった。いずれも現職。

  改選後の定数に変更はなく選挙区数も同じ。これに対して立候補者数は前回より9人少なく過去最低を更新。内訳は現職が40人で2人、元職が3人で1人それぞれ多い。新人は20人で12人も少なくなった。

  候補者を政党公認別でみると、自民党が16人(うち新人4人、元職1人)、公明党が現職1人、民主党が同5人、共産党が3人(うち新人1人)、生活の党が9人(うち新人2人、元職1人)、社民党が現職3人の計37人となっている。

  また、県議会無所属会派いわて県民クラブが4人(うち新人1人)のほか22人は無所属。無所属でも政党推薦を受けた候補者がいる。

  今回は選挙戦となる10選挙区のうち、落選者数が多いのは奥州(定数5)で最大3人と激戦区になる。滝沢(同3)や紫波(同2)、北上(同4)が2人と続き、前回16人が立候補した盛岡(同10)など6選挙区は1人が涙をのむ少数激戦だ。

  知事選で自民や公明、県民クが推した平野達男参院議員が出馬を取りやめ、選挙戦を経ないで現職の達増拓也氏の3選が決まった。このため県議選は知事選候補と連動する図式が消えた。

  達増氏は、自らを支持した希望郷いわてを実現する会参加候補や支持を打ち出した候補の応援に県内を回る。安定した県政運営へ反達増勢力と対決姿勢を強め、改選後の勢力結集を目指す。

  候補者数では達増氏支持派が対抗する勢力を上回る。達増県政へのスタンスを示していない無所属の中にも同派と対抗勢力いずれかに近い候補がいる。無投票当選の現職は対抗勢力が圧倒しており、改選議席をどう分けるかが注目される。

  投票は9月6日午前7時から午後8時まで(一部除く)、県内33市町村の計1087カ所で行われる。期日前投票は29日から9月5日まで、計84カ所で行われる。


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