盛岡タイムス Web News 2016年  6月 16日 (木)

       

■  誘致実現へ前線基地 盛岡に岩手ILC連携室


     
   岩手ILC連携室の看板を設置する吉岡客員教授と千葉副知事(左から)  
   岩手ILC連携室の看板を設置する吉岡客員教授と千葉副知事(左から)  

 県は15日、ILC(国際リニアコライダー)の北上山地誘致実現へ向けた「岩手ILC連携室」を盛岡市北飯岡2丁目の県先端科学技術研究センター内に設置した。県内外のILC関係者が岩手でILCの推進に向けた活動をする際の拠点や会議スペースなどとして活用される。同日は千葉茂樹副知事と吉岡正和東北大・岩手大客員教授が看板を設置した。

  14日に仙台で開かれた東北ILC推進協議会総会で東北ILC準備室(室長、鈴木厚人岩手県立大学長)が設置されたことを受け、本県でも一体となって取り組むことを目的に初めて設置された。常駐スタッフは配置しない。県では▽外国人研究者の受け入れ態勢の充実▽全国的なILCの広報―などを今後の課題として想定しており、課題解決に向けた会議や、吉岡客員教授をはじめとする県内外関係者の集う拠点としての活用を見込んでいる。

  宮城県に拠点を持つ吉岡客員教授は「これまではイベントのたびに岩手に来ていた。今後はここを拠点に、岩手での活動を組織的に、システマティックにしたい。活動の継続性のためには拠点というものが必要。さらにここは前線基地としての意味合いも生まれる」と期待する。

  千葉副知事は「東北との連携の拠点としてスタートする。さらにはさまざまなプロジェクトの取り組み拠点として進化させたいと考えている。東北準備室との連携も強化し、東北へのILC誘致実現へ向けた一翼を担いたい」とあいさつした。


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