盛岡タイムス Web News 2016年  6月 24日 (金)

       

■  いわて国体 本大会まで100日切る 最高の準備で最高の戦いへ 県選手団総監督 新任の橋光彦さん


     
   開催まで残り100日に迫った希望郷いわて国体へ、思いを語る橋総監督  
   開催まで残り100日に迫った希望郷いわて国体へ、思いを語る橋総監督
 

 希望郷いわて国体(第71回国体)の本大会開幕の10月1日まで、23日で残り100日となった。冠称に「東日本大震災復興の架け橋」、テーマに「広げよう感動。伝えよう感謝」を掲げた今国体は、2011年3月11日に発生した東日本大震災津波の被災地で初めて開催される国体として、全国へ感謝を伝える大会となる。本大会は10月1日から11日までの会期で開催。本県選手団は天皇杯(男女総合)8位以内の目標達成へ、関係者は全国から集う選手団や観客の「おもてなし」へ入念に準備を進めている。

  希望郷いわて国体開幕まで100日を切った。県選手団総監督の橋光彦県体協理事長に話を聞いた。(聞き手・佐々木貴大)

  ―16日に理事長に就任された。意気込みを。

  病気療養中の前総監督の川口仁志前理事長の思いを継ぎ、希望郷いわて国体では、本県選手団が存分に活躍し、快進撃と好成績をあげられるよう「チーム岩手」として一丸となり取り組みたい。

  ―国体開幕まで23日で残り100日。

  第70回国体(紀の国わかやま国体)の閉会式で達増知事が大会旗を引き継ぎ、希望郷いわて国体の冬季大会を終え、ついに本大会まで残り100日となった。これからさらにできる限りの最高の準備をして、最高の戦いに挑みたいと強く思う。

  ―冬季大会では県勢の活躍が目立った。

  完全国体の幕開けとなる希望郷いわて国体冬季大会は、大きく躍進した第70回冬季大会より得点を伸ばし、天皇杯順位4位と本国体に向け好スタートを切ることができた。いわてアスレティックトレーナーなどのコンディショニングサポート、運営スタッフのさまざまな協力、関係スタッフや県民の応援など「チーム岩手」で取り組んだことが選手の活躍の後押しとなり、成果に結びついた。

  ―本大会への期待は。

  紀の国わかやま国体では天皇杯順位16位と躍進し、目標をほぼ達成した。この成績は2巡目国体以降最高の成績で、岩手の底力を示した。さらに冬季大会の本県選手団も大活躍した。本大会に臨む本県選手団は、昨年度の結果を自信に、監督、選手、関係者が地域や学校の枠を越え、郷土のため「チーム岩手」として力の限り戦ってほしい。

  ―県民へメッセージを。

  今年の国体は、「東日本大震災復興の架け橋」という冠称のもと開催する。本県出身の偉人、新渡戸稲造の言葉、「われ太平洋のかけ橋とならん」を踏まえたもので、全国と被災地域、現在と復興の先にある明るい未来をつなぐ「架け橋」となることを願うもの。東日本大震災津波から5年がたち、本県も復興・復旧へ向けてまい進している。力強く前進する被災地の現状を見ていただき、全国の皆さまに感謝の気持ちを伝えるとともに、県民にとっても復興の力になる国体を目指し、県、開催地市町村が一丸となり「オール岩手」で準備に総力を挙げる。

  冬季大会同様、多くの県民に会場に足を運んでいただき、熱い声援を寄せてほしい。全国のトップアスリートが競う姿と、岩手県選手団の活躍する姿を見て、スポーツの魅力、素晴らしさを実感してほしい。
 


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