盛岡タイムス Web News 2016年  7月 14日 (木)

       

■  平野氏が自民に入党届け 23日手続き 同党24年ぶり参院議席


 岩手選挙区選出の平野達男参院議員(62)は13日、自民党本部に入党届けをしたことを明らかにした。12日に谷垣禎一幹事長に入党を促され、応じた。「政策を一つずつ実行していくことが大事で、自民党の政策は大局的には間違っていない。TPPなどについて自分も仕事に携われば、岩手のためになる」と理由を説明した。

  民主党政権時代に復興大臣を務め、2012年の党分裂後も残留したが、13年の参院選前に党を離れ、無所属で立候補して三選。

  今参院選では同選挙区で自民党新人の田中真一氏(49)を応援した。平野氏は取材に「自分の立ち位置について、これだと吹っ切れた」と述べた。

  入党については、党県連が当初から23日に開催予定だった会議で手続きが行われる予定。千葉伝県連会長代理によると、県連には12日に鈴木俊一会長から入党届けについて連絡があった。

  入党すれば参院で党単独過半数になるが、「それはたまたま」と平野氏。同時に県政界では今回田中氏が敗れたものの、24年ぶりの自民の参院議席となる。これについても「政治的意味合いでは生活の党と共産党が共闘した方が大きい」と意に介さなかった。

  また、田中氏は取材に答え、「昨年の知事選の時点で、われわれの立場という流れがあり、私の選挙でも必死に応援してもらった。私が落選したのは残念だが、岩手の声を国政に届けるために政権与党のパイプが一本でも増えたのは、岩手全体の利益から良いこと」と歓迎した。

  達増知事後援会連合会の森越康雄会長は「行くところまで行ったという感じ。3年前は反自民の方も多く平野氏に投票した。寄らば大樹の陰が彼の本質で、3年後に県民がどう判断するか。次々と裏切って自民党の看板にも傷が付くのでは」と冷ややかだった。


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