盛岡タイムス Web News 2016年  7月 20日 (水)

       

■  高校野球 盛岡勢8強は盛大附のみ 不来方にホーム遠く


     
   【盛岡大附−不来方】7回裏、本塁打を放ち笑顔でホームを踏んだ盛岡大附6番野坂(左)  
   【盛岡大附−不来方】7回裏、本塁打を放ち笑顔でホームを踏んだ盛岡大附6番野坂(左)
 

 第98回全国高校野球選手権岩手大会は18、19日、県営と花巻の2球場で4回戦計8試合が行われた。盛岡勢は多くが敗退し、ベスト8に勝ち残ったのは19日に不来方との同地区対決を制した盛岡大附1校のみとなった。20日は、19日の花巻球場第1試合で延長15回引き分けとなった4回戦、高田―金ケ崎の再試合1試合を同球場で午前11時から行う。以後日程は1日順延し、21日に県営と花巻の2球場で準々決勝4試合、22日を休養日とし、23日に準決勝、24日に決勝を行う。

盛岡大附6―0不来方

  盛岡大附は1回裏、1番石橋が四球で出ると、犠打や犠飛などで2死一、三塁の場面を作り、5番伊藤の右中間への適時打で1点を先制する。

  3回裏、盛岡大附は四球や安打で走者をため、不来方の守備の乱れも絡み4点を追加した。なおも1死一、三塁。8番二橋がスクイズを仕掛けるも、不来方の捕手菊池康が好守を見せ追加点を許さない。続く打者も内野ゴロで切り抜けた。

  4回表、不来方は先頭の3番千葉が左中間に安打を放ち出塁。その後、死球や進塁打で2死三塁の好機を作るも、後続が断たれ得点はならない。

  7回裏、盛岡大附は6番野坂が左越えソロ本塁打を放ち1点を追加。なおも1死一、三塁とされた不来方はコールド負けを防ぐため満塁策を選択する。盛岡大附1番石橋の打球を中堅大友が飛び付いて捕球。2番菅原の打球も左翼山上が的確に捕球し、窮地を脱した。

  不来方の4番加藤は7回表に中前打、9回表に左越え二塁打を放つも、盛岡大附は坪田、井上涼の継投で不来方打線を抑える。要所での打力が勝った盛岡大附が、準々決勝へと駒を進めた。

  ■盛岡大附・関口清治監督

  走者にミスがあり、決めきるべきところで決めきれなかった。不満足感の残る試合だった。投手陣は走者を出しながらよく守った。これから先、しびれるような試合の中でどれだけの投球ができるか。これからも、とにかく先に点を取って試合を優位に進めたい。

  ■盛岡大附・石橋泰成主将

  前半はチャンスが少ない中、相手のミスもあり3回にビックイニングを作れたのが大きかった。後半は走塁ミスもあり、次の試合に向け修正したい。準々決勝までくると、相手がどこでもいい投手が出てくる。その投手を打つために冬の間練習してきた。今からが本当の力を試される戦いになる。

  ■不来方・小山健人監督

  力関係は分かっていたが、粘ってもう一本というところで力の差を感じた。コールド負けを阻止した満塁の場面では中堅(大友)のいいプレーなどもあり、選手を褒めるしかない。ベンチからもいい声が出ていて、勝負を懸けて防ぐことができた。良い精神状態で試合に入り、選手たちは実力を出し切ってくれたと思う。

  ■不来方・加藤宏大主将

  悔しい気持ちもあるが、やりきったという思いも強い。野球は楽しいものと思い、みんな精いっぱい楽しもうと声を掛けて臨んだ。点は取られると思っていたので、自分たちも一点一点食らい付いていこうと。最後まで楽しむことができたので、この試合を忘れず、みんなとこれからも振り返って語れたらと思う。


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