盛岡タイムス Web News   2017年  7月  27日 (木)

       

■  もりおか映画祭 2年ぶりに再開 来年2月 「ミステリー」から20回目 内容充実に助成申請 日本芸術文化振興会へ


     
  2年ぶりの開催を決定したもりおか映画祭実行委員会の総会  
  2年ぶりの開催を決定したもりおか映画祭実行委員会の総会
 

 もりおか映画祭実行委員会(会長・谷藤裕明盛岡市長)は26日の総会で、2年ぶりとなるもりおか映画祭を2018年2月に開催することを決めた。同映画祭は、16年度は実行委員長の辞任やいわて国体・大会の対応などで休止し、代替事業のもりおか映画フェアを「映画の街盛岡」推進事業実行委員会と共催で17年2月に実施した。みちのく国際ミステリー映画祭から数え、通算20回目の映画祭となる今回は、日本芸術文化振興会の基金助成約160万円を申請し、採択された場合は事業内容の拡充を図って開催する。

  もりおか映画祭2018の開催期間は、助成ありの場合は2月16日から18日までの3日間、助成なしの場合は同17、18日の2日間を見込む。基金助成の採択結果は、9月末に判明。もりおか映画祭実行委の17年度予算は、助成ありの場合511万1千円、助成なしの場合329万8千円となる。

  もりおか映画祭が実施主体の映画上映は、助成ありの場合は最大で8作品、助成なしの場合は3作品となる。テーマは全国的にも珍しい映画館通りの名や盛岡の映画文化が次世代に根付き、さらなる醸成が図られるように「サイカイ」「岩手・盛岡」の二つを設定する。

  映画上映を盛り上げるイベントとして、オープニング・クロージングのセレモニー、映画館でのトークショー、商業施設などの催事スペースを利用したトークショー、ウェルカムパーティーなども実施。助成ありの場合、岩手や盛岡に縁がある映画監督や俳優、作家などのゲスト招聘(しょうへい)も計画する。

  期間中、「映画の街盛岡」推進事業実行委主催の協賛事業として、幅広い年代が興味を持つ映画4作品の上映、盛岡映画フェアで実施した500円の特別料金での映画上映、ゲスト3人の招聘、映画関係者を招いたパネルディスカッションや映画鑑賞後のワークショップ、商業施設での講演会など映画の街盛岡担い手育成・発掘プロジェクトも実施する。

  同日の総会では、空席となっていた実行委員長に盛岡大通商店街協同組合の吉田莞爾理事長を選任した。吉田実行委員長は「盛岡はちょうど映画館が集中し、映画の文化を大事に育てていこうとしてきた。私の青春は裕次郎だが、皆さんその時代、時代に思っている作品があると思う。映画館通りをつぶさないように、映画祭に携わりながら一生懸命頑張りたい」と話した。

  もりおか映画祭実行委の小暮信人副会長は「映画館を経営するのは大変な時代だが、映画文化を守る使命感があり、市も協力して映画祭ができるということは盛岡の一つの文化だと思う。人と人がつながり、参加して良かったと思える映画祭、若い人だけでなく、お年寄りが出てくるきっかけになる元気の出る映画祭になれば」と意気込んだ。


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