盛岡タイムス Web News   2017年  8月  20日 (日)

       

■ 盛岡大附 初の夏8強 19安打3本塁打と打線爆発 全国高校野球選手権 延長10回、済美(愛媛)下す 小林が満塁弾 きょう準々決勝は花咲徳栄と(第4試合)

     
  白熱の乱打戦を制し、高らかに校歌を歌う盛岡大附の野球部=佐々木貴大撮影  
  白熱の乱打戦を制し、高らかに校歌を歌う盛岡大附の野球部=佐々木貴大撮影  


  第99回全国高校野球選手権大会(日本高野連など主催)は第11日の19日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で3回戦4試合が行われ、準々決勝進出の8校が出そろった。本県代表の盛岡大附は第1試合で済美(愛媛)と対戦。逆転に次ぐ逆転の末、盛岡大附が12−7(延長10回)で勝利。同校初の夏の選手権ベスト8、春夏通じ初の甲子園3勝を果たした。また、県勢の春夏連続ベスト8は2009年の花巻東以来となった。盛岡大附の次戦は20日。第4試合で花咲徳栄(埼玉)と対戦する。

 両チーム合わせて25安打19得点、夏の甲子園史上初となる一試合2本の満塁本塁打も生まれた白熱の乱打戦は、盛岡大附が延長10回に一挙5点を挙げ勝利。準々決勝に駒を進めた。

  先手を取ったのは済美。2回裏、2死一、二塁の好機に9番影山の左中間を破る適時二塁打で2点を先制する。1回表に2死満塁の好機を生かすことができなかった盛岡大附。3回表に敵失で1点を返すと、5回表に3番植田の適時打で林が生還し同点に追い付く。勢いづいた盛岡大附はこの回、6番小林が左中間スタンドに満塁弾を放り込んで6−2と一気に突き放す。

     
  5回表、満塁弾を放つ盛岡大附6番の小林由伸=佐々木貴大撮影  
   5回表、満塁弾を放つ盛岡大附6番の小林由伸=佐々木貴大撮影  


  リードをもらった盛岡大附先発の平松だが、踏ん張れない。逆転直後の5回裏、1死満塁から本塁打を浴び、同点に追いつかれる。6回裏から継投した三浦瑞は、この回こそ三者凡退に打ち取るも、7回裏に被弾し勝ち越しを許す。

  7回表にスクイズを失敗し、流れに乗れない盛岡大附。1点を追う9回表、先頭の植田が起死回生となる中越えの本塁打を放ち、試合を振り出しに戻す。8回裏に右翼から再び登板した平松が9回裏を3人で切り、試合は延長へ突入する。

  決着は10回表。盛岡大附は内野安打で出塁した三浦奨が林の適時打で生還し勝ち越し。この回さらに、植田の2打席連続となる3点本塁打と籔内の適時二塁打も生まれ、一挙5点を勝ち越す。10回裏は平松が最後の力を振り絞って3人で打ち取り、試合終了。

  盛岡大附は攻守両面で死力を尽くし、今春のセンバツに続くベスト8入りを果たした。
    (佐々木貴大)


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