盛岡タイムス Web News   2018年   4月  15日 (日)

       

■ 県山岳協会 競技力向上へ組織強化 総会で社団法人化5月から 臨時総会で新役員、事業決定

     
  法人化へ向け行われた、県山岳協会の法人設立時社員総会  
  法人化へ向け行われた、県山岳協会の法人設立時社員総会  


 県山岳協会(橋時夫会長)は5月1日、一般社団法人化する。近年の山岳スポーツやスポーツクライミングの普及、スポーツクライミングの各種目で本県の若手選手が活躍していることを受け、同協会の組織体制の強化を図る。14日、同協会の臨時総会と法人設立時社員総会が盛岡市志家町のサンセール盛岡で開かれ、法人化に向けた定款や新役員、事業計画などを決定。今後の県内における山岳競技の統括、競技の普及振興に向け、新たなスタートを切る。

 同協会はこれまで、任意団体だった。法人化後の事業として▽登山、山岳スポーツとスポーツクライミングの競技力向上、指導者の育成▽登山技術の研究と指導▽スポーツクライミング施設の管理運営−などを盛り込んだ。設立時理事を18人選任し、橋会長が続投する。

  事業計画では同市みたけ1丁目の県営運動公園登はん競技場で6月23、24日に行われる、日本山岳・スポーツクライミング協会主催「第1回コンバインド・ジャパンカップ」の運営に関わる。各種大会の他、親子クライミング・ボルダリング教室やジュニア強化教室など、競技の普及啓発や選手強化、裾野の拡大に向けた事業も各種展開していく。

  本県では1日、同競技場にスポーツクライミングのスピード施設がオープン。国内5カ所目となる、リードとボルダリングを合わせた3種目完備の競技場となった。2020年にはアジア選手権が行われる予定。

  県内では伊藤ふたば選手(盛岡中央高1年)=松園中卒=が各種大会で実績を上げている。また、東京五輪で3種目複合が正式種目となったこともあり、スポーツクライミングに対する注目は年々、高まっている。

  橋会長は「大きなスタートとなる。これまで築いてきた伝統を礎に、厳しい側面もある中で登山、スポーツクライミングに取り組んでいきたい。一歩一歩、確実に発展していきたい」と力を込めた。


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