盛岡タイムス Web News   2018年   5月  4日 (金)

       

■ 盛岡市の青山、仙北の地区活セン 大規模改修で6月から休館 市民活動の場に影響も 代替施設は旧保育園

     
  6月から大規模改修に伴い休館となる青山地区活動センター  
  6月から大規模改修に伴い休館となる青山地区活動センター
 


 盛岡市青山の青山地区活動センター、同市仙北の仙北地区活動センターは、市公共施設保有最適化・長寿命化実施計画に基づく大規模改修工事に伴い、6月中旬から休館となる。市内では、盛岡中央公民館も4月1日から大規模改修工事で休館となっており、大規模な施設の休館が重なり、サークル活動や町内会・自治会、老人クラブの会合などへの影響が懸念される。両活動センターの改修工事期間は、2018年7月から19年3月。休館中の活動場所の確保に向けて、両活動センターでは近隣の集会施設を紹介するなどの対応を取っている。

 青山地区活動センターは6月10日まで利用ができ、同18日から同市青山3丁目の旧みたけ保育園が代替施設となる。代替施設に設けられるのは、盛岡市役所青山支所、青山地区活動センター事務室、集会室、図書室、ヘルストロンコーナー。

  代替施設の旧みたけ保育園の集会室は58平方b2室、35平方b2室、21平方b1室の計5室で、現在利用できる集会室12室から大幅に減る。図書室は、同センターの蔵書の貸し出しは行わず、新刊や雑誌、新聞の展示閲覧、市立図書館蔵書の貸し出しがメーンとなる。

  同センター利用団体協議会事務局によると現在、同センターではダンスや日本舞踊、将棋・囲碁など76団体が同協議会に登録して活動している。この他、登録以外の団体の活動、町内会や老人クラブの総会や研修などにも施設が利用される。

  同協議会が登録団体を対象に3月上旬に実施した代替施設の利用見込みに関するアンケートでは、大規模の団体は旧みたけ保育園以外の施設、小規模の団体や移動の足が確保できない団体などは現在の場所から近い旧みたけ保育園の利用を予定している状況となった。

  利用可能な集会室が半減するため、利用者の集中が想定されたが、アンケート結果ではおおむね全ての団体が希望通りの日時に旧みたけ保育園を利用できる回答となった。一方、一部の団体は、利用1カ月前から受け付けとなる予約が取れなかった場合の活動場所の確保などに不安を持っていることが分かった。

  仙北地区活動センターでは、サークル団体の利用、図書室の利用は5月31日で終了し、6月10日から休館となる。代替施設は特に設けていない。図書室は、6月25日からサンライフ盛岡1階に図書コーナーを開設して対応する。同センター蔵書の貸し出しは行わず、新刊や雑誌の展示閲覧がメーンとなる。

  同センターは、五つの集会室のほか、料理室、工作室、軽運動室、音楽室などを備え、詩吟やヨガ、卓球など約50団体が現在活動している。センターでは利用団体を対象に3月下旬に説明会を開催し、工事に伴う休館を説明した。館内への掲示で、隣接するサンライフ盛岡、仙北児童老人福祉センター、本宮地区活動センター、中野地区活動センター、各自治公民館などを活動場所として紹介している。

  同センターは、サークル活動などに無料で集会室が利用できるほか、約70台が収容可能な広い駐車場を備えるなど、利便性が高い。近隣の集会施設は駐車場がなかったり、有料の施設もある。

  同センターで週1回活動をしている詩吟サークル、よつばの会(金沢貞子代表、会員22人)は、休館後はサンライフ盛岡を第一会場に活動を予定する。金沢代表は「(サンライフ盛岡は)予約も結構いっぱいになるので、借りられない時にどうするか。個人の家でというわけにもいかない。車で来る人が多いので駐車場があるところを確保したいが、なかなかそういうところがない。お金を掛けないで活動をしているので、有料の公民館などは経費の問題もある。早く改修が終わって使えるようになってほしい」と話す。


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