盛岡タイムス Web News   2018年   9月  16日 (日)

       

■ 横澤拓夢さん(国際A級250CC)初優勝 全日本モトクロス選手権第8戦 「世界一に向け」前進


     
  全日本モトクロス選手権で、プロ初優勝を飾った横澤拓夢さん  
  全日本モトクロス選手権で、プロ初優勝を飾った横澤拓夢さん
 

 矢巾町室岡の横澤拓夢さん(20)は8、9の両日、奈良県の名阪スポーツランドで行われた全日本モトクロス選手権第8戦の国際A級250CCクラスで初優勝に輝いた。本県出身選手として歴代で初優勝。横澤さんは父高徳さん(46)の影響で競技を始め、16歳でプロデビューしてから、自身初めての優勝になった。横澤さんは「家族、スポンサーをはじめ、多くの支援のおかげ。夢の世界一に向けて、国内で優勝を重ねていきたい」と喜び、次を見据えた。

  決勝レースが2本行われ、制限時間内のコース周回数などを競うレース。横澤さんは2本目(決勝ヒート2)で1周目からトップに上がり、そのまま守り切り周回を重ね、念願の初優勝を飾った。

  選手権の3週間前、一関市で行われた大会で右肩を脱臼。その復帰直後となったレースでの優勝となった。「もともと、実力はある。練習通りの力が出せた」と高徳さん、メカニックとして横澤さんを支える兄駿一さん(22)は口をそろえる。

  これまでのレースでは、2〜3番手に位置する中での混戦から抜け出せない課題があった。そのため、徹底してきたのがスタートの練習。今回の決勝レースではそれが奏功し、特に2本目の全周トップで走り切ることにつながった。

  横澤さんは「これまでのレースと違いトップに立てたことで、自分のレースに集中することにつながった」と成長を実感。

  現在は練習拠点を宮城県に置き、練習と出場レースを重ねる。プロデビューから4年半での初優勝に「たくさんの応援をいただいてきて、そういった方々への恩返しもできた」とデビューからこれまでを振り返る。

  10月下旬には宮城県でのシーズン最終戦があるため、まずはそこに向けて全力を尽くす。

  横澤さんは「今後は全日本で優勝を重ねるとともに、レース数が多い海外に対応するため、スポンサーにもついてもらわなければならない。実力を付けて、そういった部分を含めた体制を整えたい」と力を込めた。
 


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