盛岡タイムス Web News   2019年    1月   26日 (土)

       

■ 盛大附 センバツ甲子園へ 2年ぶり5回目 前回越えるチームに 「全力で自分たちの野球」


     
  センバツ出場の正式決定を受け、喜びに沸く盛岡大附の野球部員たち  
  センバツ出場の正式決定を受け、喜びに沸く盛岡大附の野球部員たち
 

 第91回選抜高校野球大会(センバツ、日本高野連など主催)の選考委員会が25日行われ、盛岡大附(赤坂昌吉校長、生徒565人)の野球部の出場が決定した。同校のセンバツ出場は2017年以来、2年ぶり5回目。本県からの出場は88回大会の釜石(21世紀枠)、89回大会の盛岡大附と不来方(21世紀枠)、90回大会の花巻東に続き4年連続。出場の決定を受け部員たちは雄たけびをあげて喜び、雪の降り積もったグラウンドで春の聖地へ闘志を燃やした。

  同校野球部は1980年創部。夏の全国高校野球選手権には10回出場し、これまでの最高成績は2017年春夏のベスト8。昨秋の第71回秋季東北地区高校野球選手権で準優勝し、センバツ出場が有力視されていた。

  25日午後3時10分ころ、赤坂校長が盛岡市厨川の同校で選考委員から出場決定を知らせる電話を受けた。その後、同市下厨川のグラウンドで部活動中だった野球部の関口清治監督に伝えられ、部員たちに吉報が届いた。関口監督が「センバツは選ばれて出る大会。選んで良かったと思われるチームを作っていこう」と呼び掛けると、部員たちは引き締まった表情で力強い返事をした。

  盛岡大附の一番の持ち味は、東北大会4試合で45安打を放った打撃力。実践的な練習の難しい冬場は打撃練習に集中し、試合を意識した練習も取り入れるなど、一層の磨きをかけている。

  同時に、体を大きくして力を付けることを全体の課題としてきた。食事トレーニングやウエートトレーニングに力を入れ、その成果も出ているという。

  及川温大主将(2年)は「選んでもらったことに感謝し、全力で自分たちの野球をやっていきたい。甲子園では、盛附らしい打ち勝つ野球をしたい」と意気込む。「東北大会では守備のエラーで負けている。その短所を直して臨みたい」と今後を展望した。

  主戦として秋の躍進を支えた阿部秀俊投手(2年)は「甲子園のマウンドは憧れ。変化球が自分の持ち味なので、振ってくるチームから空振りを取ったり、打たせて取ったりしたい」と静かな熱を込める。

  関口監督は、監督として8回目の甲子園出場。「感謝、うれしさもあるが、責任も感じている。パワーの部分が課題だったが、やっと甲子園に行っても似合う体型になってきた。甲子園球場で一試合でも多く試合をしてきたい」と話す。春夏連続ベスト8の成績を残した2年前以来の甲子園。関口監督は今年のチームの持ち味にチームワークを挙げ、「全ての部員で結束し、今できることに全力を注いで2年前を越えるチームを作りたい」と語った。

  同部は今月末に群馬県での合宿を予定。3月上旬には沖縄県や九州各地で合宿を行い、大会に備える。大会は兵庫県西宮市の阪神甲子園球場を舞台に、3月23日に開幕。12日間(準々決勝翌日の休養日を含む、雨天順延)の日程で、全国各地から集った32校が熱戦を繰り広げる。組み合わせは3月15日の抽選会で決定する。
 

 


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